早稲田大学国際教養学部スウェーデン留学記

SILS生がヨーテボリ大学での留学生活をラフに綴ります!

特別出張記事ー日本人の心は米―

おっすおっす、ボクです!

そう!例のあの人です!「おれ」のブログにちょくちょく登場する「ベスティ(ベストフレンドの【形】)」です!

ボクはデンマークコペンハーゲン大学にSILSから留学生としてきています。「おれ」くんより一か月ほど早く北欧入りし、「おれ」くんが日本でしこしこしこしこと平成最後の夏を楽しんでいるところ、ヒーヒーフーフー言いながら語学を勉強していたんである。 北欧を勝手に愛し、メンヘラ並みにデンマークに愛を注ぎ、今回でデンマークスウェーデン共に3回目の渡航というなかなかの変態だぞ!

 今回は語学の授業と正規の授業の狭間にある、つかの間の休みを利用してボクが一方通行にメンヘラ並みの愛を注いでいるベスティに愛に来たぞ!デンマークスウェーデン近いしね!!!!!!(片道4時間)

 

てなわけでボクのベスティこと、早稲田大学国際教養学部日本文学研究科修士1年(予定)(自称)(というかそんな学科は無い)の「おれ」くんに代わって、出張記事を書かせていただきます~。

 

 

今回の題材は留学中の料理についてだゾ。

何を隠そう「おれ」くんは料理があんまり得意ではないのだよね。朝:バナナとシリアル、昼:バナナ、間食:バナナ、夜:パスタ(床にぶちまける)、夜食:バナナという食生活を送っている模様。ゴリラのかたですか??(しかし自分が食べるときに「ウホッ?(バナナ食べる?)」とボクにも聞いてくるあたり、なかなか紳士的なゴリラである。)

それに引き換え、ボクは三度の飯より食事が好き、食に関して津軽海峡よりも深く貪欲なフードファイターなのだ!!!(要するにデブ)

 

というわけで、留学中に日本食が恋しくなっても生きていけるようなかんたーーーんなレシピを紹介するニダ~

 

レシピその一【ホッカホカ白米】

日本人が長期で日本を離れたとき、真っ白ホカホカごはんが恋しくならないことなんてあるのだろうか。(いやない)(反語)

「たいへんたいへーーん!炊飯器がなくっちゃごはんがたけないよ~~~><」と思っているそこのあなた!!大丈夫です。ごはんは鍋で炊けます。ほんとです。私を信じて。怖がらないで。

それではいきましょう!

 

用意するもの)

〇生米(Coopとかで売ってる、「Grotoris」とか「Sushi Rice」って書いてある)

〇水(水道水でよいよ)

〇鍋

〇ふた

〇ざる

 

絶対にこれら5つは必要です。何が何でもそろえましょう。「鍋もふたも水もあるけど生米がないよ~~><」と思った方はとりあえず帰れ。何しに来たんだ。

 

 

手順①

お米を計って水加減を調整します。

ごはんを炊く上で一番重要なのが水加減です。水が多ければビシャビシャ(おかゆ)(飲めるごはん)に、少なければ芯が残ってしまいます。

「鍋 ごはん 炊き方」とグーグル先生に丁寧にご意見伺い奉るとだいたい「お米二合に対して水450mlが目安」などと具体的な数字が出てきます。ですが!どんなときも具体的な数字が役に立つとは限らないんだよね。「売り上げ件数が伸び悩んでいるときと留学中に鍋でごはんを炊くときは曖昧な表示をするべきである」って普通なら義務教育段階で習うはずなんですけどね~~~。

なんでかってゆーとお米一合は1カップ、つまり180mlなのですが、そんな都合よく留学にキッチンスケールが全て整っているわけがないよね?ね??(ボクはなかったヨ。)

でも大丈夫。何かしらの容器があればおけ!なのです。

 

試しにコップ(ほんとに何でも大丈夫)を使ってみましょう。

生米コップ1杯分を鍋で炊くとき、水を計るのも同じコップを使います。生米と水の割合は1:1.1または1;1.2です。要するにコップ一杯の生米には同じコップでそれよりちょっと多いくらいの水を入れればよいのです。ね?簡単でしょ?正確にはかりを使ってこの割合を出す必要はありません。「あー?このくらいかな?」くらいの気持ちで大丈夫です。

 

手順②

ごはんを炊く作業にはいります。

ここで重要なポイントを一つ。お米は炊く前に水に浸けておく必要があります。とりあえずお米を研いだら適当な量の水にお米を浸けます(浸るくらい)。この作業、とても重要です。生米とは言わば保存がきくようにフリーズドライ加工されているわけです。ますそのフリーズドライ状態から本来のフレッシュな状態に戻さなければなりません。夏場は30分冬場は1時間とグーグル先生に指示されますが、明らかに白濁し丸みを増すのでその状態になればおけです。お米がフレッシュな状態に戻ったらざるにあげます。水を切りましょう。一度浸水させたらざるにあげた状態で一日放置しても問題ありません。

 

 

手順③

火にかけます。

水切りしたお米と先ほど述べた量の水を鍋に入れます。なるべくお米は平にしましょう。炊きあがりにむらが出てしまいます。鍋を火にかけます。焦げを防ぐために中火がいいです。しっかりとふたをします。沸騰するまで待って(ポコポコいうか吹きこぼれはじめる)沸騰したらそのまま2分→ちょっと火を弱めて3分→弱火にして5~7分と火加減を調節していきましょう。5~7分のポイントは「水が無くなるまで」です。ぱりぱりと音がし始めたらおこげができ始めている音です。

火にかけ終わったらふたをしたまま10分以上蒸らします。

あっ、ふたですけど中身を確認する程度なら開けても大丈夫ですが、ふたをしないでお米を炊くことはできません。気を付けて。火にかける最後の過程で水かなくなったか確認するためにふたを開けても良いのですが、蒸す作業に入る前にふたを戻して30秒くらい待ちましょう(鍋の中の温度をあげるため)。

蒸らしが終わったらおいしいホカホカごはんの完成です!しゃもじがなくてもスプーンか何かでごはんを混ぜましょうね!!!

涙をながしながら日本への思いをかみしめながら食べてください!国民の義務です!!!

 

 

めちゃくちゃ長い記事になってしまった。ごはんへの愛が強すぎて詳しく書きすぎてしまった。すいません。土下座。スライディング土下座。

しかしこれで海外生活を強いられるSILSの迷える子羊たちの胃袋と心の健康と日本へ帰りたさみを救済できれば幸いです。およよ。(もちろん某高田馬場外語大学学生以外のかたのごはん問題にも役立てていただきたい。)

 

以上今回はこれで終わりです!

また機会があったら出張記事をかくゾ!

ではばいちゃ~☆彡