早稲田大学国際教養学部スウェーデン留学記

SILS生がヨーテボリ大学での留学生活をラフに綴ります!

06 ヨーテボリの移動手段について語る

私、キキです。こっちはヨーテボリのイッヌ。

 

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おれです。ヨーテボリでの留学生活もすでに一週間経ってしまいました。一週間もたつと周りの環境に勝手に適応していきます。こんなスウェーデンの片田舎に飛ばされてしまった~~~~人生~~~~~~~などと思っていましたが住めば都です。しかも一昨日からベスティ(ベストフレンドの【形】)がコペンハーゲンから泊まり込みで遊びに来てくれているのだ!万々歳!!!!早くも日本食に飢えていたわたしはベスティが作ってくれたカレーや唐揚げ、みそ汁、そしてあつあつの白飯を食べることができて満足なのである。わたしのように、日本愛してるぜ!!!!な人は米や醤油などを持ってくるのをおすすめします。スウェーデンのスーパーにも売っていますが、苦学生にはかなりきつめの値段です。というかたまに日本食を食べないとだんだん病んでいきます。

 

今回は、ヨーテボリでの移動手段について話します。主流なのは、トラム、バス、自転車の3つが挙げられます。ほかにも車やフェリーなどがありますが、留学生向けなのはこの3つ。だけども自転車はまだチャレンジしてません…すまんこ!というのもトラムがめっちゃ便利だからなんである。使ったときにまた記事書きます。はい。トラムと電車について紹介します。ではゆくぞー

 

 

トラムとはヨーテボリのあらゆるところに巡っている路面電車のようなものです。早稲田生なら都電荒川線を想像してもらえればよいです。チンチン電車てきなやつ、あれです。

 

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トラムもバスも「Vasttrafik」という会社によってすべて運営されています。チケットは車内の券売機で購入するか、観光案内所、セブンなどのコンビニ、そしてアプリで購入することができます。もちろんクレカも使えます。チケットは1回限りのものや1日券、3日間、30日間、1年など色々なプランで購入できます。また、定期券が利くエリアも選択しなければならないのですが、「GOTEBORG」を選択しておけば、大抵のところには行けます。わたしは様子見(チキン)ということで、30日券をアプリで購入しました。

 

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アプリストアで「vasttrafik」と検索をかけると「To Go」というアプリが出てきてそこで購入できます。ちなみに19歳以下と学生は割引が利きます。ありがてえ。そんで30日券を470SEK(¥5700くらい、高くね?)で購入。「To Go」のアプリには乗り換え案内もついているのでばちくそ便利です。ほかにも「Reseplaneraren」というアプリもあります(英語でも利用可らしいのだが、わたしの場合は全部スウェーデン語なのでばちくそきつい)。カードタイプのチケットを買った人は、乗車後にカードリーダーにかざします。

 

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アプリで購入した人は何もしなくて大丈夫です。言い換えれば無賃乗車もできてしまうということなのである。グレーゾーン極まりない。文学的に言えば、限りなく黒に近いグレーである。でもごくまれに抜き打ち検札というものがあり、罰金2万ぐらいを取られるそうです。だけどもその検札員的な人が乗車してくると地元の人はすぐさまトラムを降りて検札を回避するそうな、なんじゃそら!!

 

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トラムの車内は多国籍で常にごみごみしているという感じ。車内前方の電光掲示板に行先が表示されるので確認しましょう。「Nasta」が「Next」、つまり次の停留所を指します。「Darefter」は次の次だよという意味。そんで、次降りる!!というときに車内にある「STOP」の赤ボタンを長押し(ここ重要)するか、窓際にぶら下がってるヒモ(ヒモがついてないトラムもある)をぐいっと引っ張ります。

 

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すると、電光掲示板の横に赤文字で「STANNAR(STOP)」と表示され、運転手に次止まってくれという旨を伝えることができるのだ!ヒモを引っ張るなんてしゃれおつだなと少し感動した。(ちなみに留学初日、わたしはこの赤ボタンをちょこっと押しただけで満足し、ビバ!!圧倒的成長!!!!!!!!!!などと余裕をぶっこいていたら、肝心のSTANNA表示が出ずかなりの停留所を乗り過ごしてしまったのである、ガハハ!ボタンは長押ししような!!)

 

トラムの乗り方はこんな感じです。バスも乗り方は基本一緒です。トラムもバスもチケットは共通なので別々に購入するということも必要ありません。バスはけっこう遅れたりしますが、トラムは時間通りに来てくれることが多いです。わたしの自宅方面のトラムですが、終電は午前2時手前まであります。高田馬場のように終電を気にしながらゲロゲロするまで飲んだり、終電を逃してカラオケでオール不可避、ウェイポ~などということもないことはないが軽減されます。

 

わたしの愛する日本では「お年寄りや体の不自由な方などに席をゆずりましょう」というマナーがありますが、それはヨーテボリも同じ。てか、日本以上に徹底されている。すんごい怖そうなDQNスウェーデン人もちゃんと席を譲っていた!!なんかこう、こういうとこにスウェーデンというか北欧の人の温かみを感じました。

 

以上、ヨーテボリの移動手段について語る、でした!近々、早大生の大大大大大大好きなお酒の話もしたいと思います。また読んでくれよな!!じゃあのー